四国八十八ヶ所霊場を巡礼するにあたって、新米のお遍路さんとしては、まずは下調べをすることになります。場所はネットで調べることができますから、どこにお寺があり、目的地までどのくらい距離があるかもだいたいわかります。
四国遍路では、どんな格好をして、どんなものを持っていくのかも、多くの諸先輩たちがウェブサイトで語ってくれていますので、情報を入手できます。
ただ、遍路の心得や細かな作法は人それぞれで、どのように振舞えばより良い(ベターな)のか、これは悩みました。
そこで、四国八十八ヶ所の先達でもあるわが家の父に相談し、いろいろ教えてもらいました。
持って行くもの
- 白衣と輪袈裟と数珠
- 名前と住所を書いた白い納札
- 四国遍路地図
- 線香・ローソク・ライター
- 大量の1円玉
「車で四国を巡礼する人は、すげ笠はかぶらない。金剛杖はまず持っていかない。山谷袋もいらない。家にある肩掛けかばんでいいぞ。お賽銭は本堂と大師堂で1円づつ。納経帳は1番寺で、すでに朱印済みのものを売っているので現地調達だ。初回はまあそんなもんだろ。」
賽銭は一円でいいのか?(;^_^A まあ…さすが、四国を25周も巡礼してるだけの事はあります。つまり、気楽に八十八ヶ所を回って来いとのことでした。