四国八十八ヶ所逆打ちの巡礼。41番龍光寺から40番の観自在寺まで、距離にして50.6kmを車のお遍路さんは移動します。宇和島道の三間ICから津島若松ICまで、22.9kmの区間がすべて無料なので、しっかり利用します。
津島若松ICを降りて国道56号(宿毛街道)を南へひた走るのですが、これが長い・・・。右手に見える海は足摺宇和海国立公園で、景色も良いのですが、すでに12時を過ぎていることもあり、お遍路さんとしては疲れが出てくる時間帯です。
途中愛南町のうどん屋さんで昼食のため小休止です。愛媛のうどん屋さん「大介うどん」です。
温かいうどんと迷いましたが、気温がぐんぐん上昇していたので、冷たいざるうどんも食べてみたくなりました。
以前、明石寺近くの大介うどんで食べたときは温かいうどんでした。讃岐うどんと比べてやわらかかったのを覚えています。しかし、このざるうどんは・・・。
まわりを見渡すと、この店ではすべてのお客さんが温かいうどんかそばを食べていました。まあ、たまにはそんなこともありますよね。
うどんで腹ごしらえした後、すぐに40番札所の観自在寺に到着です。1番札所の霊山寺からもっとも遠くにあるという、観自在寺の山門をくぐります。
蛙三兄弟でしょうか?大きな蛙の背中に二匹が乗っています。蛙の子はおたまじゃくしなので、親子ではないはず・・・。
栄える
一、親子孫と三(さ)かえる
一、お金がかえる
一、福がかえる
一、病気が引(ひき)かえる
と石碑に書いてあります。
観自在寺宝聚殿八角堂です。文殊菩薩を祭祀しており、学業成就・受験祈願の参拝に。
「工事中 立入禁止」 托鉢たぬき参上!
礼拝・納経を済ませ、車のお遍路さんは次なる札所の延光寺へと向かいます。逆打ちお遍路ですので、39番札所の延光寺から先は高知県となります。