最御崎寺と室戸岬へ

四国八十八ヶ所逆打ち車遍路。前回は海沿いに車を走らせたので、今回は室戸市室津交差点から「室戸スカイライン」経由で24番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)へ行くことにしました。25番札所の津照寺から距離にして8.2km、自動車で13分の移動となります。



道中、室戸スカイライン沿いにある、「室戸ジオパークスカイラインサイト展望台」に立ち寄りました。見晴らしのいい高台で、室戸岬をぐるっと見渡せる絶景が楽しめます。
展望台

ここは恋人の聖地でもあるそうです。来ているのはほぼ家族連れでしたが。

駐車場では野良猫ちゃんが数匹ごろごろ転がっていました。天気が良くなり、気温が上昇して来たので、停めた車の下にもぐり込む猫もいました。

展望台を出て車で移動すると、すぐに最御崎寺に到着します。駐車場から坂を登ること数分、まずは仁王門をくぐります。
最御崎寺の仁王門

最御崎寺の鐘楼堂です。
最御崎寺の鐘楼堂

最御崎寺の多宝塔です。
最御崎寺の多宝塔

最御崎寺の本堂。
最御崎寺の本堂

最御崎寺の御影堂です。
最御崎寺の御影堂

「鐘石」・・・斑レイ岩(黒御影石)で、小石でたたくと鐘のような音が鳴ります。この響きは冥土まで届くといわれています。
鐘石

鐘石の音色です。思いのほか、高い音でした。

礼拝・納経を終え、最御崎寺を後にし、室戸スカイラインを下ります。スカイラインを下ったところは室戸岬の先端。せっかくなので、駐車場に車を停めて海岸沿いを歩いてみることにしました。




まずは、岩に多数の気根を絡ませた一本の「あこうの木」に出くわします。クワ科の半常緑高木で、紀伊半島・四国南部・九州・南西諸島などの温暖な地域に見られるそうです。
室戸岬のあこうの木

今日の波は穏やかですが、台風が来たときは相当荒々しいのだろうな、と思わせる室戸岬の海岸。
室戸岬の海岸

「しましまの地層」・・・すごい縞模様です。
しましまの地層

「月見ヶ浜」・・・砂浜というより小石が敷き詰められた浜です。波打ち際まで簡単に行くことができます。

この日の室戸岬の波打ち際は、次のような感じです。

一通り室戸岬を堪能したあと、車のお遍路さんは、第23番札所の薬王寺まで移動します。距離にして75km、自動車で1時間30分ものロングドライブとなります。




→室戸岬から23番薬王寺へ